2015年11月30日月曜日

Great Ocean Roadの旅(最終日)~Grampians

4泊5日のGreat Ocean Roadの旅もいよいよ最終日!
Grampians National Park(グランピアンズ国立公園)の観光拠点・Halls Gap
(ホールズギャップ)に寄ったのち、3時間半かけてメルボルンに戻ります。

[最終日の旅程]
Warrnambool~Halls Gap~Ballarat(車窓)~Melbourne
Grampians National Parkは砂岩の山脈国立公園で、ビクトリア州内のアボリジニ史跡の
ほとんどがグランピアンズにあるそうです。

私たちが向かったのは、Brambuk The National Park & Cultural Centre
(ブランブク・ナショナルパーク&カルチュラルセンター)。
ここにもアボリジニの現地ガイドさんがいらっしゃいまして、
アボリジニのダンスを教えてもらったり(女性陣はエミュー、
男性陣はカンガルーを踊りました!)、
庭に生えている植物を実際に食べたりするブッシュタッカー(アボリジニの人々に伝統的に
利用されてきたオーストラリア原産の動植物)体験をさせてもらいました。

アボリジニの人々が食べていたカンガルーアップル。
葉っぱの形がカンガルーの足のような形をしています。
かわいらしい形の葉っぱですが、毒があって、実も熟す前は毒があるそうです。
上の写真の緑色の実は熟す前。熟すとオレンジ~赤色になります。

これはミントの一種。(名前聞き漏らしました。。)
これは実際に口にしたんですが、元々ミント系の味が苦手なので、私の口には合わず…
アボリジニの人たちは、歯磨きをする際に歯磨き粉がわりとしても使っていたそうです。

ちなみに、ブランブクとはグランピアンズに多数生息しているキバタン(白オウム)を意味する
アボリジニの言葉だそうで、施設の中の展示室にキバタンがいます(*^^*)

あと、途中、トイレ休憩を兼ねて寄ったカフェで世界の紙幣が飾られているのを発見!!
 日本のお札もあるかなーと思って見てみると…

何と!!5円札がありましたよ(゜o゜)
ここのカフェの店員さんがコレクターなのか、日本人観光客の方が置いていったのかは
分かりませんが、私も見たことがない5円札を見て興奮しました!笑

とてもかわいらしいカフェですので、グランピアンズに行かれた際は、
ぜひこのカフェにも寄って、5円札を探してみてください(*^^*)
(Brambuk The National Park & Cultural Centreからも車ですぐの距離にあります。)

今回はBrambuk The National Park & Cultural Centreに寄っただけで
メルボルンに戻りましたが、Grampiansはブッシュウォーキングもできるので、
いつかまた来たいな~と思っています。

Great Ocean Roadの旅から戻ってきて、まだ10日しか経っていないのに、
すでに遠い昔のようです(笑)

最後に、旅中、色々と思うことがあったので、次の記事でそのことを書いてから
Great Ocean Roadの旅を締めくくりたいと思いますので、
もう少しお付き合いいただけたら嬉しいです(*^^*)


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2015年11月27日金曜日

Great Ocean Roadの旅(4日目)~Heywood・Griffiths Island

旅も後半の4日目、ついにツアーガイディング担当当日を迎えました。

朝食準備のため、6時半にキッチンに向かったのに、キッチンが利用できるのは
7時からだったという…(;・∀・)

こういう事前の確認も大切ですよね。。。

[4日目の旅程]
Warrnambool~Heywood(Bunj-Bim/Mt.Eccles)~Lake Condah~Griffiths Island
4日目のテーマは”アボリジニ”ということで、「Wominjeka!(ウミニェカ!=Welcome)」
というアボリジニの言葉でみんなをお出迎えしました。

最初に向かったMt. Eccles(マウント エクルズ)周辺には、かつて、
アボリジニのGunditjmaraの人々が住んでいまして、Bunji-Bimというのは、
アボリジニの言葉で「High Head」を意味します。

アボリジニの種族や言葉は発音が難しくて、話をするときに苦労しました(^^;)
私は、Gundijmaraは「ガンジマラ」、Budji-Bimは「バンジ・ビン」と発音していましたが、
正しいかどうかは自信がありません。。

Budji-Bimは、Mt. Ecclesの一部で、約3万年前の火山活動により形成された地形でだそうです。
(Mt. Ecclesは今は死火山です。)

アボリジニの現地ガイドさんと合流しまして、Budji- Bim National Heritage Landscapeに
連れていってもらいました。
ここは、Australian National Heritage Listに登録されていて、今年、ユネスコ世界遺産の
登録候補にリストアップされたそうです。

もし世界遺産に登録されたら、オーストラリアで20番目の世界遺産、ビクトリア州では
初めての自然遺産になります!
 ウナギを獲るためのワナがしかけられていたところ。
 Gunditjmaraの人々の家。
かつては火山活動があったことが分かる風景。

次に訪れたLake CondahにもGunditjmaraの人々は住んでいました。
ここには、ヨーロッパの入植者たちがアボリジニの人々に対して行った
「Mission Station」があります。(写真撮り忘れ。。。)

「Mission」とは、アボリジニの人々に対してキリスト教の教育を行うもので、
ヨーロッパ人のクリスチャンコミュニティに参加させることを目的に実施されました。

そのあとは、湖のほとりでバードウォッチング!
写真に鳥は映ってませんが…(;´Д`)

現地ガイドさんとお別れして、この日最後に向かったのはGriffiths Island(グリフィス島)。
私はここの解説担当でした。

Griffiths IslandのあるPort Fairy(ポートフェアリー)はホリデーを過ごす土地として
人気があるらしく、この辺りの住宅(別荘?!)はビクトリア州の中で一番高いんだとか!!

Griffiths Islandへは、本土から歩道を通って向かい、1周1時間ほどでまわれます。
ここも火山活動の結果から成り立っている島です。
この島には80種類以上の鳥が生息しているのですが、その中でも、
オーストラリアでのみ繁殖する渡り鳥の一種・Short-tailed Searwaterの
コロニーのひとつになっています。

こんな感じの鳥です。
実物はカメラにおさめられなかったので、Webから拝借しました。
かつては食用として捕獲され、その肉質から「Mutton Bird」とも呼ばれています。
ただ、今日のオーストラリアでは厳重に保護されています。

この鳥のすごいのは、毎年だいたい同じ日にオーストラリアに戻ってきて、
前回と同じところの巣穴に住み、同じ日に卵を産み(同じ相手と一生を添い遂げる)、
同じ日にオーストラリアを飛び立つところです。

オーストラリアを離れるときは、親鳥が子どもたちを残して先に飛び立つのですが、
子どもの鳥は、大人の案内なしでそのあとを追いかけるそうです。
どうやってルートを知るんだろう(゜o゜)

ちなみに、繁殖活動のあとには、約2週間ほど、海に向かって飛び立つそうですが、
それを”honeymoon flight”と呼ぶそうです。何だか素敵ですよね(*^^*)

私たちが訪れた時期は、ちょうどそのhoneymoon flightの時期だったのですが、
ハネムーンから早く戻ってきた群れもいるのか、本物のMutton Birdを見ることができました。

Mutton Birdは、和名をハシボソミズナギドリと言って、オーストラリアを飛び立ったあとは、
日本にもやってきます。1年で約32,000kmもの距離を飛ぶんだとか。

このMutton Birdを含めて3ヶ所で解説したんですが、用意した原稿をひたすら読むだけで…
もっと柔軟に対応できるようになりたいものです。。

その他のGriffiths Islandの景色。
この日は曇りがちだったので、写真が暗めですが、晴れたらもっときれいなんだろうなー
と思います!

不安だらけでしたが、あっという間の1日でした。

実際にツアーガイディングをやってみて思ったのは、自分が楽しくないと、
クラスメイト(お客さま)も楽しくないということ。
本当に余裕がなくて、ただ、Mutton Birdは自分でもそれなりに興味を持ってもらえるような
話し方ができたかな…と思うので、今後の自信につなげていけたらなと思っています。


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2015年11月26日木曜日

もうすぐホリデー!!!…だけど、学校に通います。

Great Ocean Roadの旅、もう少し続きますが、今日はホリデー中の予定について
書きたいと思います。

一番のメインだったGreat Ocean Road 5日間の旅が終わりまして、
あと少し課題が残っていますが、TAFEでの最初のSemesterが間もなく終わります。

何という時間の流れの早さッッ( ゚Д゚)

授業や課題の内容が理解できないことの方が多くて、
課題のやり方が分からないときは、学校の学習サポートセンターを利用したり、
クラスメイトが「自分のを参考にしてみて」と言って課題を見せてくれたり、
オージーのお友達がレポートを添削してくれたり、さらにはアイディアをくれたり、
私が何とかここまでたどり着けたのも周りのみんなのおかげです。
(まだ単位がもらえるかは分かりませんが…)

本当にありがたい限りです。

さて、もうすぐホリデーに入るわけですが、約2ヶ月半もありますからね。。
最初は日本に帰ろうかな…とも思ったんですが、航空券も高いし、
日本語ばかりしゃべってたら、英語力が退化しそうなのでやめました。。

そういうわけで、長い長いホリデー(実際にはあっという間なんだろうけど)、
どうやって過ごそうかなと思ったんですが、語学学校に通うことにしました。

年内は一般英語コースに少し通って、年明けからはIELTS/EAPのコースに通います。
日本ではTOEICやTOEFLの方がメジャーだと思いますが、
IELTSも英語能力検定試験のひとつで、オーストラリアをはじめとして多くの国で、
専門学校や大学進学、就労や永住を希望する人たちが自分の英語力を証明するための
試験として採用されています。
また、IELTSには2種類あって、海外の大学・大学院等への進学を希望する場合などに受験する
アカデミック・モジュールと、
海外移住を希望する場合などに受験するジェネラル・トレーニング・モジュールがあります。

EAPとは、English for Academic Preparationの略で、
主に専門学校や大学に進学を希望する人が受講する進学準備コースです。
授業中のノートの取り方から、エッセイの書き方、リサーチの仕方などを教えてくれます。

私は進学しちゃってますが…(;・∀・)

決して安くはないし、予定外の痛い出費だし、自分自身で勉強できれば
それに越したことはないんでしょうが、この半年間、授業が理解できなくて、
クラスメイトとももっと話したいのにそれができない自分が情けなくて、
本当に学校に行くのが憂うつだった時期もあったので、環境を変えたいというのもあります。

もちろん、短期間通っただけで英語力が劇的に伸びるとは思っていないですが、
少しでも自分に自信を持てるようになって、次のSemesterに臨めたら良いなと思っています!
語学学校で新しい友達ができるのも楽しみです!!

久しぶりの週5生活、大丈夫かな…( ;∀;)笑

最後に写真を1枚。
Flinders Street Stationもすっかりクリスマスモードです(*^^*)
ちなみに前の記事で、Great Ocean Roadが紅の豚のモデルとなった土地と言われている
らしい…と書きましたが、Flinders Street Stationのこの時計台は、
「魔女の宅急便」のクライマックスシーンに登場する時計台のモデルでは?!と
言われているそうです。

オーストラリアには他にもジブリ映画のモデルでは??と言われている場所が
たくさんあるそうです。
知らなかったーー(゜o゜)


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2015年11月25日水曜日

Great Ocean Roadの旅(3日目)~Port Campbell National Park・Tower Hill

3日目は、Twelve Apostles(12人の使徒)やLoch Ard Gorge(ロックアード・ゴージ)など、
Great Ocean Roadのメインどころが集まるPort Cambell National Parkを訪れたのち、
次の宿泊地・Warrnambool(ワーナンブール)まで移動しました。

[3日目の旅程]
Cape Otway~Gibson's Steps~Twelve Apostles~Loch Ard Gorge~Lunch@Peterbrough~
Tower Hill

メルボルン側から来ると、Port Campbell National Park(ポートキャンベル国立公園)の
最初の観光スポットになるのがGibson's Steps(ギブソンステップス)。
階段を使ってビーチまで下りることができるみたいなんですが、
この日は海が荒れていたようで、残念ながらゲートは閉まっていました(T_T)

Gibson's Stepsから(上から)の景色。
ちなみに、Port Campbell National Park周辺の景勝地は、海際のビーチから見学できる
ところが少ないそうなので、ゲートが開いていたらビーチに下りるのがお勧めだそうです!

Gibson's Stepsという名前は、移民であるHugh Gibsonさんが、この地域の先住民・
Kirrae Whurrongの人々が使っていた道を手入れしたころから名づけられたそうです。

Gibson's Stepsから車で2~3分のところに、Great Ocean Road最大の見どころである
Twelve Apostlesがあります。
これらの奇岩群は、1,000~2,000万年前まで本土と陸続きだったライムストーン(石灰岩層)
の岸壁が南極からの冷たい海流と風雨の浸食によって造りだされたもので、
今でもその浸食は続いていて、「Twelve Apostles(12人の使徒)」ではありますが、
現在は8つのみが残っているそうです。

そして、これまた車ですぐのところにLoch Ard Gorgeがあります。
余談ですが、ジブリ映画・紅の豚のモデルとなった土地はGreat Ocean Roadだと言われていて、
特にLoch ARd Gorgeは、主人公ポルコの住んでいた秘密の島によく似ているそうです。
(ストーリーの舞台は第一次世界大戦の前後のイタリアのアドレナ海とのこと。)

ここは展望台から下の砂浜に下りられます。
やっぱり、海に足をつけたくなりますよね?!
海の透明度が素晴らしい!!
ここの海水も冷たかったです(>_<)

手のりLoch Ard Gorgeをしてみたり…(笑)
私、こういう写真を撮るのは日本人だけだと思ってたんですが、チリ人のクラスメイトに
「こういう感じ↑でポーズ取ってみて!!」と言われて、最初は????って感じだったんですが、
あとで確認したらこの写真でした!
”手のり○○”は全世界共通なんですかね(*^^*)

ちなみにLoch Ardとはこの沖合で難破した船の名前のことで、
1878年にロンドンからメルボルンに向かっていたオーストラリア最後の移民船が
濃霧のために難破しました。
54人の乗員のうち、生き残ったのは18歳のトムと17歳のエバのたった二人だったそうです。
Loch Ard Gorgeの入り口には、メモリアルと亡くなった52人の方のお墓がありまして、
そこにも足を運びました。

ランチは公園で@Peterborough(ピーターバラ)。
子どもが遊べるようなアスレチックもありました。

この日最後の目的地は、Tower Hill(タワーヒル)。
約3万年前の大規模な火山の噴火によってできた島と湖があります。
ちなみに今は死火山だそう。

野生動物たちもたくさんいて、コアラやエミューを見ることができました。
 
(かなりズームで撮ったエミュー)

夕飯のあとは、ペンギンが見られるというMiddle Island(ミドルアイランド)へお散歩。
残念ながら、ペンギンを見ることはできませんでしたが、徒歩で往復1時間くらい??
食後の良い運動になりました(笑)

前回、Great Ocean Roadのツアーに参加したときは天気が残念でしたが、
今回はTwelve Apostlesもきれいに見ることができて、大満足でした(*^^*)


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2015年11月23日月曜日

Great Ocean Roadの旅(2日目)~Great Ocean Walk

Great Ocean Roadの旅2日目は、Great Ocean Walk!
往復14 km、約6時間(ランチタイム含む)のウォーキングアクティビティです。

ちなみに、Great Ocean Walkを全部制覇しようと思ったら、
8日間くらいかかるみたいです(;゚Д゚)
Great Ocean Walk

私たちは、画像の左側のCastle CoveからJohanna Beachを目指しました。
(画像は上記のサイトから拝借させていただきました。)
こんな感じの道をひたすら歩きます。
ウォーキングが得意でない私は、アップダウンの激しい道のりに
10分も断たないうちにギブアップ宣言(笑)

ここでもたくさんの動物たちが生息しているので、この日のガイド担当のクラスメイトから、
Stay back、Stay together、Stay quietを守ってウォーキングをするように話がありました。

ウォーキングの途中の景色。

クラスメイトの解説や休憩を挟みながら歩くこと約2時間半…
ビーチに到着!!!!!
運動のあとのランチは最高でした!
海の中に足をつけてみたのですが、この日は暖かかったにも関わらず、
水はとても冷たかったです(>_<)

みんなで冷たい冷たいと言っていると、ここの海水は南極から来ているんだよと
先生が教えてくれて納得!夏でも水は冷たいそうです。

しばらくビーチでまったり過ごして、来た道と同じ道を帰ります。
またあの激しい坂を通るのかと思うと最初からぐったりでしたが(笑)、
クラスメイトや先生の励ましもあり、何とか遅れずについていくことができました。

帰り道の最後の方で、コアラを発見!!
(分かりづらくて恐縮ですが、写真の真ん中あたりに頭が見えます!)
そして、最後の最後、先生がみんなを励ますつもりで「登り坂ももう1ヶ所だよー」と
教えてくれたのですが、すでに体力の限界に達しようとしていた私は、
「Oh----!!!!」と思わず言ってしまい、そのときの表情が面白かったらしく、
クラスメイトにあのときの顔は忘れられないよーと言われました(;・∀・)笑

宿舎に帰る途中、道路を走るコアラを発見!!!!
こちらもちょっと分かりづらいですが、お母さんコアラが赤ちゃんコアラをおんぶしてるんです!!

コアラも道を歩くと話には聞いていましたが、私は今まで見たことはなくて、
今回、この親子コアラを含めて、3回くらい遭遇することができました!

こんなに長い距離をウォーキングしたことは今までなかったのですが、
その先に広がる景色はとても素晴らしかったし、道路を歩くコアラも見られたし、
とても良い思い出になりました!

翌日からしばらくふくらはぎ辺りが筋肉痛だったのは、言うまでもありません(笑)


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