朝食準備のため、6時半にキッチンに向かったのに、キッチンが利用できるのは
7時からだったという…(;・∀・)
こういう事前の確認も大切ですよね。。。
[4日目の旅程]
Warrnambool~Heywood(Bunj-Bim/Mt.Eccles)~Lake Condah~Griffiths Island
というアボリジニの言葉でみんなをお出迎えしました。
最初に向かったMt. Eccles(マウント エクルズ)周辺には、かつて、
アボリジニのGunditjmaraの人々が住んでいまして、Bunji-Bimというのは、
アボリジニの言葉で「High Head」を意味します。
アボリジニの種族や言葉は発音が難しくて、話をするときに苦労しました(^^;)
私は、Gundijmaraは「ガンジマラ」、Budji-Bimは「バンジ・ビン」と発音していましたが、
正しいかどうかは自信がありません。。
Budji-Bimは、Mt. Ecclesの一部で、約3万年前の火山活動により形成された地形でだそうです。
(Mt. Ecclesは今は死火山です。)
アボリジニの現地ガイドさんと合流しまして、Budji- Bim National Heritage Landscapeに
連れていってもらいました。
ここは、Australian National Heritage Listに登録されていて、今年、ユネスコ世界遺産の
登録候補にリストアップされたそうです。
もし世界遺産に登録されたら、オーストラリアで20番目の世界遺産、ビクトリア州では
初めての自然遺産になります!
ウナギを獲るためのワナがしかけられていたところ。
Gunditjmaraの人々の家。
かつては火山活動があったことが分かる風景。
次に訪れたLake CondahにもGunditjmaraの人々は住んでいました。
ここには、ヨーロッパの入植者たちがアボリジニの人々に対して行った
「Mission Station」があります。(写真撮り忘れ。。。)
「Mission」とは、アボリジニの人々に対してキリスト教の教育を行うもので、
ヨーロッパ人のクリスチャンコミュニティに参加させることを目的に実施されました。
そのあとは、湖のほとりでバードウォッチング!
写真に鳥は映ってませんが…(;´Д`)
現地ガイドさんとお別れして、この日最後に向かったのはGriffiths Island(グリフィス島)。
私はここの解説担当でした。
Griffiths IslandのあるPort Fairy(ポートフェアリー)はホリデーを過ごす土地として
人気があるらしく、この辺りの住宅(別荘?!)はビクトリア州の中で一番高いんだとか!!
Griffiths Islandへは、本土から歩道を通って向かい、1周1時間ほどでまわれます。
ここも火山活動の結果から成り立っている島です。
この島には80種類以上の鳥が生息しているのですが、その中でも、
オーストラリアでのみ繁殖する渡り鳥の一種・Short-tailed Searwaterの
コロニーのひとつになっています。
こんな感じの鳥です。
実物はカメラにおさめられなかったので、Webから拝借しました。
かつては食用として捕獲され、その肉質から「Mutton Bird」とも呼ばれています。
ただ、今日のオーストラリアでは厳重に保護されています。
この鳥のすごいのは、毎年だいたい同じ日にオーストラリアに戻ってきて、
前回と同じところの巣穴に住み、同じ日に卵を産み(同じ相手と一生を添い遂げる)、
同じ日にオーストラリアを飛び立つところです。
オーストラリアを離れるときは、親鳥が子どもたちを残して先に飛び立つのですが、
子どもの鳥は、大人の案内なしでそのあとを追いかけるそうです。
どうやってルートを知るんだろう(゜o゜)
ちなみに、繁殖活動のあとには、約2週間ほど、海に向かって飛び立つそうですが、
それを”honeymoon flight”と呼ぶそうです。何だか素敵ですよね(*^^*)
私たちが訪れた時期は、ちょうどそのhoneymoon flightの時期だったのですが、
ハネムーンから早く戻ってきた群れもいるのか、本物のMutton Birdを見ることができました。
Mutton Birdは、和名をハシボソミズナギドリと言って、オーストラリアを飛び立ったあとは、
日本にもやってきます。1年で約32,000kmもの距離を飛ぶんだとか。
このMutton Birdを含めて3ヶ所で解説したんですが、用意した原稿をひたすら読むだけで…
もっと柔軟に対応できるようになりたいものです。。
その他のGriffiths Islandの景色。
この日は曇りがちだったので、写真が暗めですが、晴れたらもっときれいなんだろうなー
と思います!
不安だらけでしたが、あっという間の1日でした。
実際にツアーガイディングをやってみて思ったのは、自分が楽しくないと、
クラスメイト(お客さま)も楽しくないということ。
本当に余裕がなくて、ただ、Mutton Birdは自分でもそれなりに興味を持ってもらえるような
話し方ができたかな…と思うので、今後の自信につなげていけたらなと思っています。
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